VKB-100 が、第二の BUMP OF CHICKEN を作る、かも?
お久しぶりです。竹田 ゆきです。
最近かなり冷え込んできました。こんな日には、家から一歩も出ずに引きこりライフを満喫したいものです。
まあ、それでも外に出なきゃいけないんですけどね。
さて、今回は。私が使っていたMIDIキーボードがぶっ壊れてしまって、代わりの者を探しているときに見つけたキーボードが面白そうだなって話です。
それが、これ。
これは、ピアノからバイク、そしてルーターまで製造、販売している大手企業、ヤマハ (YAMAHA) が新たに送り出す画期的な商品なのです。
うだうだ文章で説明するよりも、実際にどういったものかは動画で見たほうが早いかも (動画は YAMAHA さんがyoutubeにうpしていたものです)。
と、このように「ボーカロイドに歌わせる」ことが可能となるわけです!!!!!
そして、私はこの動画を見て思い出した。
そう、今から三年前に BUMP OF CHICKEN が発表した、この歌を。
RAY を。
これは、生身のバンドが初めて初音ミクとリアルタイムでデュエットした曲で、当時の私はすごく興奮したものです。
だって、大勢のファンが集まるライブで、大きなプロジェクションマッピングに映された歌姫の声と爽やかな藤原さんのボイスが交錯したのですよ! 今でもあの時の興奮は忘れられないのです。
そして、今回VKB-100 を見て。感じた。
これは、RAY の再来なのか⁈ そうなのか!
BUMP OF CHICKIN のような有名なバンドじゃなくても、ボーカロイドと生身の演奏のライブができる。
ボーカル自身が歌に合わせてポエトリーさせることができ、しかも事前にシークエンスして流す必要も、それを担当するDJを誰かがやる必要もない。盛り上がりに合わせてポエトリーのアレンジもできるし、女声パートを歌わせることも可能。
しかも、メーカー販売価格は四万円弱 (amazon さん、島村楽器さん、SOUNDHOUSEさんはそれぞれ 38,000円でした) とのこと。
格別に安い、というわけではないですが、本体のみならず音声ライブラリであるVY-1が標準装備されることも考えると、かなりコスパはいいのでは。
高いボーカロイドのソフトを買って、苦しみながら調声して (大抵ここで諦める)、自分の楽器の練習をする時間を削ってまで制作して、やっと音声入りの曲が完成しても、ボーカルからのダメ出しくらってまた調声して。そしてライブ本番になって、いきなり「お前、今日はDJやれ」と急に言われて。流したところで前衛的なライブスタイルに場は白けて。盛り下がった原因をすべて押し付けられる…… (ここで本格的に諦めてバンド脱退を考え始める)
なんてことにならないのです!
と、特殊すぎるトラウマを思い出してしまいましたが、少なくとも VKB-100 は面白いです。
私はバンドでのポエトリーくらいしか思いつかないですが、もしかしたらもっと、突拍子な使い方を生み出す者が現れるかもしれないです。
使い方は、君次第! (←投げっぱなしエンド)
ではノシ